本日、patagoniaの営業のMoriさんがFCD(フレッチャー・シュイナード・デザインズ)の試乗ボードを数本持って大倉戸に遊びに来てくれました。
FCDは環境への影響に配慮し、かつ強度に優れたEPSによるサーフボード製法で、マロイ兄弟、ジェリー・ロペス、デヴォン・ハワードなどトップライダーのリアルなフィードバックを得て、カリフォルニア・ベンチュラの自社ファクトリーから一本一本ハンドメイドで創り出されています。
今回は幅広いラインナップの中から、TRIDITIONALと言うロングボードとミッドレングスのHUEVO RANCHEROと言うエッグボードと2本試乗しました。
本日のコンディションは西風が少し入った膝、腿のチョッピーなコンディションでしたが、浮力のあるボードのお陰でファンサーフできました。
その2本のボードを紹介します。
MODEL:TRIDITIONAL(EPS)
SIZE:9′o”×22 1/16″×2 3/4″
DECK:6oz×3
Bottom:6oz×2
TAIL:SQ
FIN:Single+Stabilizer
SHAPER:Fletcher Chounard
このTRIDITIONAL(トリディッショナル)はデッキ6オンス3層、ボトム6オンス2層で巻いてあるため、EPSでもしっかりと重量がありました。
その為、安定感があり、レールをセットするとスピード感が得られ、トリム、ターンにおいてもスムースにできるオールラウンドな乗り味を楽しめるボードでした!!
小波でも充分楽しめましたが、もう少しサイズのある面の固いショルダーの張った波の方が本領発揮してくれそうなボードだと感じました。
MODEL:HUEVO RANCHERO(EPS)
SIZE:6’2″×20 1/4″×2 7/16″
DECK:4oz×3
BOTTOM:4oz×2
TAIL:Round
FIN:Single+Stabilizer
SHAPER:Fletcher Chounard
このHUEVO RANCHERO(ウエポ・ランチェロ)はレトロでもなくファンボードでもないエッグシェイプです。
幅の広いラウンドノーズなので、速いパドリングから余裕をもったテイクオフができます。
前足加重にするだけでスピーディーなライディングからマニューバーを楽しめ、フラットなセクションでもスピードをロスすることがない為、大倉戸みたいな力のない波にも優れたボードだと思いました。
テールもラウンドテールなので、スムースなカットバックやカービングも可能なスペシャルなボードでした!!
今日FCDを試乗して感じた事は、全てのレベルのサーファーが乗っても楽しくサーフィンでき、満足できるボード創りをしているなと思いました。
Moriさん貴重な時間をどうもありがとうございました。
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